ふたりはプリキュア:メップル(G)
MaxHeart     :ウラガノス(X)フローズン(08)
Splash☆Star    :なし
プリキュア5   :ブンビー(X)ギリンマ(08)シャドウ(∀)
プリキュア5GoGo! :シロップ(∀)
フレッシュ    :サウラー(Destiny)
ハートキャッチ  :デューン(W)
スイート     :なし
スマイル     :ポップ(V)
ドキドキ     :リーヴァ(Z)
ハピネスチャージ:レッド(AGE)ジーク(STARGAZER)海藤裕哉(UC)
Go!プリンセス  :平野ケンタ(ダイバーズ)
魔法つかい    :ダークマター(0080)クシー(サンダーボルト)
アラモード    :なし
Hugっと     :ミデン(00)
トゥインクル   :キュアセレーネ(ファイターズ)


16年中「ガンダムの主役声優」が出なかったのは3作品
《TVシリーズ》
アムロ  →なし
カミーユ →リーヴァ(ドキドキ!プリキュア)
ジュドー →なし
ウッソ  →ポップ(スマイルプリキュア!)
ドモン  →メップル(ふたりはプリキュア)
ヒイロ  →デューン(ハートキャッチプリキュア!)
ガロード →ブンビー(yes!プリキュア5)
        ウラガノス(ふたりはプリキュアMaxHeart)
ロラン  →シロップ(yes!プリキュア5GoGo!)
        シャドウ(yes!プリキュア5)
キラ   →なし
シン   →サウラー(フレッシュプリキュア!)
刹那   →ミデン(Hugっと!プリキュア)
フリット →レッド(ハピネスチャージプリキュア!)
三日月  →なし
ベルリ  →なし


《ビルダーズ系》
セイ   →キュアセレーネ(スター☆トゥインクルプリキュア)
セカイ  →なし
リク   →平野ケンタ(Go!プリンセスプリキュア)


《OVA、映画など》
アル   →ダークマター(魔法つかいプリキュア)
シーブック→なし
ウラキ  →なし
シロー  →フローズン(ふたりはプリキュアMaxHeart)
        ギリンマ(yes!プリキュア5)
スゥエン →ジーク(ハピネスチャージプリキュア!)
バナージ →海藤裕哉(ハピネスチャージプリキュア!)
イオ   →クシー(魔法つかいプリキュア)
アルレット→なし
ヨナ   →なし

SD系、IGLOOなどは割愛

続きです。



Playstation版「機動戦士Zガンダム」のエンディングムービーです。

https://www.youtube.com/watch?v=NXzAdk9v61c

「シャアはカミーユが精神崩壊したから、アクシズ落しを決意した」説の論拠になるムービーで
一般には『ありえねーw』と評価されています。



しかし、上記の「戦いの中で人を救う方法」の一連のエピソードを加味したら、
シャアの心境としては『ありえる』範囲になるんじゃないでしょうか。

・クワトロ大尉は勢いで「救う方法を探せ!」と言い放った。
・その言葉がフォウの死後もカミーユに刻まれて、彼なりにどうにかしようとあがいた。
(そもそも、カミーユの説得法が「フォウのイメージ説得相手に押し付ける」だから
 うまくいくはずがないんですけどね……、ハマーンとか)
・ロザミィを撃ち殺すハメになって「都合のいい方法なんてない」と悟る。


クワトロ大尉に笑顔で「気にしてませんよ」と答えたカミーユ
いっそ怒ってくれれば、クワトロ大尉も救われたのかもしれません……。



カミーユはそのまま出撃して、最終的に精神崩壊しました。

PS版のムービーでは、クワトロ大尉が「それを感じてシャアに戻る決意をする」という描写でした。


おそらく、クワトロ大尉にとっては『自分がカミーユが壊れる原因の何割かを作ったから』と感じたんでしょう。
(言葉では「地球に住む人のエゴ」に原因をすりかえる辺りが、シャアっぽいw)

その後の「宇宙に出た人々の感覚うんぬん」の会話は『クワトロとカミーユのいい思い出』だったんじゃないでしょうか。
正味の話、クワトロ大尉にとってカミーユと共感できた思い出はあれくらいしかなかったんでしょう。
(劇場版では、アーガマの艦内で団欒する描写はありましたが)



カミーユ:「あなたはまだやることがあるでしょう!
     この戦争で、戦争で死んでいった人達は、世界が救われると思ったから死んでいったんです。
     僕もあなたを信じますから!」
クワトロ:「君のような若者が命を落として、それで世界が救えると思っているのか!
     新しい時代を創るのは老人ではない!」


最終回の劇場での会話です。
そして、カミーユは(死なないまでも)精神崩壊して、クワトロ大尉は「彼の信じたシャア」に戻る決心をしました。
『カミーユと語った理想』を実現するために、アクシズ落しまでして人類を宇宙に上げようとする。


でも……、きっとカミーユの本当の望みはそこになかった……。
最初のボタンのかけ違いが、カミーユもシャアも追い詰めていきます。

そして『逆襲のシャア』へと続いていった。
(ZZガンダムの最終回で『俺を殴って気を済ませろ!』と言ったブライトと
 ちゃんと殴って、踏ん切りをつけたジュドーとは好対照です)


機動戦士Zガンダムはそんな物語だったのかもしれません。
スレ違いのような気もしますが、折角の機会なので


カミーユが精神崩壊した原因についての話です。

TV版でカミーユが『おかしく』なり始めた(見えないものが見えるようになった)のは、キリマンジャロでフォウがカミーユをかばって死んでからです。


キリマンジャロの後

・宇宙に戻ったらレコアさんが敵側になっていた。
・カミーユはだいぶ参ってるから休暇をと降りたサイド1で
 「フォウと同じ匂いのする」ロザミィにお兄ちゃんとなつかれ
 この子を守ろうと思ったら、敵側になって、悪人扱いされた。
(なんとか説得しようにも、戦況が厳しくなって、周囲はロザミィどころじゃない。)
・ハマーンとの戦闘中に「心が通じた」と思ったら、めっちゃ拒否された。


最終的にサイコMk2で半狂乱のロザミィに「違う!(お前はお兄ちゃんじゃない)」と拒否されたことで、ものすごい表情で彼女にビームライフルを向けました。

その後、カミーユを気遣うクワトロ大尉に「俺にできるのは人殺しくらいですよ」と笑顔で答えています。
そして「生命散って」以降は、やることなすこと全てがおかしくなっていました。




さて、ここからが本題です。
全ての原因となった、キリマンジャロのエピソードでこんな会話がありました。


カミーユ:「僕に、フォウを撃てって言うんですか?
クワトロ:「これは戦争だぞ、カミーユ!
カミーユ:「だけど、僕は人間です!
クワトロ:「こんな所で子供の理由を振り回すな!
     『戦いの中で人を救う方法』もあるはずだ。それを探せ!行くぞ!」

カミーユ:「……ある訳ないだろ……」 



カミーユは、フォウが死んだ後『戦いの中で人を救う方法』を、ずっと探してたんじゃないでしょうか!


クワトロの口調を聞く限り、この言葉は「戦場で駄々をこねるカミーユに『つきあってられん』と言い放った」ものでした。
カミーユだって「あるわけない」と吐き捨てたもので、単純に「売り言葉に買い言葉」で出た程度の会話です。
(クワトロ大尉だって、具体的な方法を聞かれても「できるわけない」と答えるでしょう。)

でも、実際にフォウは一瞬だけ正気を取り戻しカミーユを助けました。
彼は「もう少しだけ、うまく立ち回れれば『戦いの中で人を救う方法』がみつかるはず」と思ってしまったんじゃないでしょうか。



その結果は、上記のとおりで、カミーユは精神をすり減らしていきます。


クワトロ:「あまり気にするな。」
カミーユ:「気にしてなんていませんよ。
      気にしてたら、ニュータイプなんてやってられないでしょ?」

ロザミィを撃った後のこの会話は、キリマンジャロの続きだったのでしょう。
クワトロ大尉が不用意に言い放った『戦いの中で人を救う方法』を探し続けた挙句、「結局、殺すしかない」と結論付けたカミーユ
自分が原因だと自覚してたから、クワトロ大尉はあんなに苦しそうな表情をしてたんでしょう。



クワトロ大尉の話は、まだまだありますが、長すぎるので分割します。